美容師なのにヘアケアはズボラ!私が髪にいろいろつけない理由

ヘアケア

美容師って、毎日いろいろなヘアケアをしていると思いませんか?

高いシャンプーを使って、トリートメントを何種類もつけて、ヘアオイルや美容液でしっかりケア。

実は私、美容師歴30年ですが、めちゃくちゃズボラなんです(笑)。

それでもお客様から「髪がサラサラですね!」「ツヤツヤで羨ましい!」と言っていただくことがあります。

でも、特別なことは何もしていないんですよね。

そしてそんな時間ないんです笑

大人女性は忙しいんです!

今回は、そんな私の普段のヘアケアと、なぜいろいろなものを使わなくなったのかをお話しします。

美容師なのに私のヘアケアはたったこれだけ!

私が普段しているヘアケアは、とてもシンプルです。

シャンプーで洗って、トリートメントとドライヤー前のヘアミストくらい。

基本的にはこれだけです。

高い美容液を何種類も重ねたり、毎日時間をかけてヘアパックをしたりすることはありません。

そもそも私は、面倒なことを毎日続けるのが好きではないし、忙しいんです。笑

ただ、何もしないということではありません。

必要だと思うことはします。

私が大切にしているのは、ヘアケアの種類を増やすことではなく、普段のケアをできるだけシンプルにすることなんです。

昔は私もトリートメントをたくさん使っていました

実は、昔からこんな考え方だったわけではありません。

美容師になったばかりの頃、メーカーさんがすすめるトリートメントの説明を聞いては、

「めちゃくちゃ髪に良さそう!」

と思い、紹介されたものをほとんど使っていました。

当時の私はまだ若く、「いろいろ使って髪をきれいにして、友達の中でも一番きれいな髪になってやる!」なんて思っていたんです(笑)。

そして、美容室で施術後に使用する業務用のシステムトリートメントまで自宅のお風呂に置いて、毎日せっせとヘアケアを頑張っていました。

ところが、1か月くらい経った頃です。

髪がベタベタするようになり、ドライヤーをかけると焦げ臭いにおいがして、なんと煙まで出てきたんです!

びっくりして、お店の店長に相談しました。

すると店長から、

「あんなコーティングの強いトリートメントを毎日使っていたら、シリコンまみれになるぞ。ドライヤーの熱で、そのシリコンが燃えたんじゃないか?」

と言われました。

ここで誤解してほしくないのが、美容室のシステムトリートメントが悪いということではありません。

美容室で行うシステムトリートメントには、表面をコーティングして手触りを整えたりするものがあります。

特にコーティング効果の強いものは、美容師が髪の状態に合わせて使用するためのもので、毎日自宅で使うことを想定していない商品もあるんです。

つまり、当時の私は「良いものなら毎日使えばもっと髪がきれいになる!」と思って、本来の使い方とは違うことをしていたんですよね。

トリートメントが悪いのではなく、使い方を間違えていたんです。

しかも、シャンプーで洗ってもなかなかベタベタが取れない。

最終的には店長から、

「食器用洗剤なら洗浄力が強いから落ちるかも?」

なんて言われました。

いやいや、さすがにそれは怖くてできませんでした(笑)。

それからしばらくトリートメントをやめて、シャンプーだけにしてみたんです。

すると2週間くらいでベタベタはなくなったのですが、今度は髪がバッサバサ!

友達の中で一番きれいな髪になるどころか、美容師なのに髪はバサバサ、ジリジリ。

毎日アイロンを使ってさらに傷ませてしまい、結局、髪を短く切ることになりました。

何のためにあんなに頑張っていたんでしょうね(笑)。

それ以来、もともとのズボラな性格もありますが、あのベタベタが怖くなって、髪にいろいろなものをつけるのをやめました。

ところが……

私の髪がサラサラなのは、何もしていないから?

もともとのズボラな性格もあり、その後は特別なヘアケアをせずに過ごしていたのですが、いつの間にかお客様から髪を褒められるようになったんです。

「さすが美容師さんね!髪がツヤツヤで天使の輪ができてるわね。羨ましいわ〜。何使ってるの?」

まだ見習いだった私は、正直に、

「何もしてません」

と答えて、店長に怒られた記憶があります(笑)。

でも、今考えると、あのベタベタ恐怖から余計なものをつけなくなり、結果的に髪への負担を増やさずに済んでいたのかもしれません。

それに、私は美容師なのにカラーリングもあまり好きではありませんでした。

染めるとしても、気になる表面の根元だけをお風呂で染める程度。

毎回毛先まで染めていたわけではないので、カラーによる負担も比較的少なかったのだと思います。

もちろん、以前に傷んだ髪が元通りに治ったわけではありません。

でも、余計なことをやめて、傷んだ部分が少しずつなくなっていくうちに、髪の状態も変わっていったんですよね。

子供の髪でも同じようなことが!

子供の髪って、特別なヘアケアをしなくてもサラサラだったりしますよね。

ところが先日、子供さんのシャンプー・ブローの予約が入りました。

ご相談内容は、

「髪がもつれて、おろせないんです」

というものでした。

子供さんに話を聞いてみると、お母さんとお風呂に入っていたとき、

「トリートメントはたくさんつけないと意味がないのよ!」

と言われたそうです。

それから毎回、なんと5〜10プッシュも使っていたとのこと。

これを聞いて、私は昔の自分を思い出しました(笑)。

良いものだから、たくさん使えばもっと髪がきれいになる。

私もそう思っていたんですよね。

実は、今は髪に付着した余分な汚れやコーティングを取り除く「髪のすっぴんケア」というものがあります。

私の美容室でも取り入れていて、一度余分な付着物を取り除き、髪の状態を確認してから、必要な水分ケアを行っています。

この子供さんにもすっぴんケアを行ったのですが、なんと1回ではなかなか落ちない!

結局、3回すっぴんケアをして、ようやく気になっていた付着物を取り除くことができました。

ただ、そこで分かったのは、髪そのものにもダメージがあったということです。

そこで、必要な水分トリートメントを行ったところ、指通りが良くなり、サラサラに仕上がりました。

もちろん、トリートメントで傷んだ髪そのものが元通りに治ったわけではありません。

そして子供さんには、

「今度からトリートメントの量に気をつけてね。そんなにたくさんつけなくてもいいんだよ」

とお話ししました。

その後も、サラサラの状態を維持できていたんです。

何かを足す前に、今の髪の状態と普段のケアを見直すことが大切だと感じています。

大切なのは、トリートメントをたくさん使うことではなく、その髪に本当に必要なケアをすること。

私はそう考えています。

最後に|髪のために頑張りすぎていませんか?

美容師になったばかりの頃、友達の中で一番きれいな髪になりたくて、トリートメントを使いすぎて失敗した私。

あれから30年。

今は、髪にいろいろなものを足すよりも、まず今の状態を確認して、本当に必要なものだけを使うようになりました。

もちろん、トリートメントが悪いわけではありません。

必要なものを、必要な量だけ使えばいいんです。

私はもともとズボラなので、いろいろなことを毎日頑張るのは苦手です(笑)。

でも、それでいいと思っています。

洗って、補って、乾かして、寝るだけ。

髪をきれいにするために、そんなにいろいろ頑張らなくてもいいんじゃないでしょうか。

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