髪の毛がボコボコする、バサバサでもなく、チリチリでもなく、ボコボコでゴワゴワしていると感じることはありませんか?
今までストレートヘアーだった人が、気が付くとボコボコ毛になっている、なんで?治らないの?
縮毛矯正かけるべき?何だこれ?!と思っている方のためにご紹介です。
プロの美容師が、髪の毛がボコボコする原因と縮毛矯正するべきなのか、どうなのか、対処法は無いのか解説してみたいと思います。
これを読めば、ボコボコした毛の原因がわかり、どういったヘアケアをすべきかわかりますよ~♪
では、さっそく♪
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髪の毛がボコボコする原因は?
髪の毛がボコボコになる原因はいくつかあります。
毛穴の形の変形や、髪の毛の内部の水分バランス、たんぱく質のムラなどがあります。
また、加齢のせいでホルモンバランスが乱れて髪質が変わる、髪にダメージがある、などなど。
髪質が変わるから、ボコボコに?というより頭皮の毛穴の形状が変わってしまう事が1つありますね。
毛穴の形が、キレイな円だったのが楕円形になるとうねりのある髪の毛が生えてきます。
ボコボコ毛=くせ毛は、いくつか種類があります。
ボコボコと感じるのは、「連珠毛」である可能性が高いです。
連珠毛とは、髪の毛が丸く膨らんだ部分と、細い部分が所々にある毛で、ビーズ髪と呼ばれたりもします。
膨らんでいる太い部分は、強度がありますが、細い部分が極端に弱いため、切れ毛になりやすく、抜け毛にもなりやすいです。
ブラッシングをするだけでも、切れてしまうので注意が必要です。
他にも、「捻転毛」や「扁平毛」などといったくせ毛の種類があります。
こういったくせ毛は遺伝だけじゃなくて、生活習慣とかも影響するから怖いんですよね。
こう言ったら、何にでもあてはまるから嫌ですが、ストレスが原因であったり、ホルモンバランスの変化であったり、突き詰めようのない原因だったりしますよ。
実際にコレといった原因が、特定できる訳ではありません。
しかし、ボコボコする毛は、水分バランスが乱れている状態だと言えます。
それは、日ごろのヘアケアの方法が間違っているせいもあるでしょう。
1番原因がわかりやすいのは、初潮や妊娠や出産、更年期、閉経などのホルモンバランスの大きな変化です。
自分では、どうしようもないのですが体の内的要因が髪に出ることはよくあります。
薬の副作用で髪の毛が抜けたり、細毛やくせ毛になったり、髪は体内の影響を強く受けます。
逆に髪がボコボコする、調子が悪いと感じたら、内臓系の病気も疑った方がいい場合もあるくらいですよ。
食事や睡眠、運動不足など基本的なことですが、髪のボコボコする原因をたどると、その基本的な生活習慣の乱れも影響しているのです。
連珠毛に関しては、くせ毛というより、一種の病気と思った方がいいかもしれないですね。
「毛髪奇形」と言われたり、症状が酷いと、「ネザートン症候群」と言った症状も起きます。
ネザートン症候群は、皮膚が乾燥してうろこのようになったり、喘息やアレルギー性疾患、アトピー性皮膚炎を併発し感染症に弱くなり繰り返すのが特徴です。
髪を伸ばしたくても、なかなか伸ばせなかったり、細いところから髪が切れてしまうのは、かなり辛いことだと思います。
ボコボコ毛と軽く考える人もいれば、中にはそういった病気の症状もあるので、安易に考えない方が良いでしょう。
安易に考える人ほど、縮毛矯正すればいいのでは?と思う人が多いですが果たして、どうでしょうか?
ボコボコ毛に縮毛矯正は意味ある?
縮毛矯正をすれば、どんな髪の毛もストレートにサラサラヘアーになると思っている人がいますが、危険です。
ボコボコ毛と思っているレベルが人によって違いますが、よく見るくせ毛のレベルであれば、もちろん縮毛矯正は効果的であると言えるでしょう。
ですが、先ほど紹介した連珠毛の場合は、太さが均一ではない為、薬剤の選定も難しく仕上がりがキレイにはなりません。
何となくクセは伸びたけど、触るとやはりボコボコするという場合が多いです。
場合によっては、くせは伸びないし、サラサラにもならない、ダメージだけ出て、切れ毛が増えた、余計に広がったなんて最悪な状態にだってなりえるんです。
技術力もあって、知識も豊富な美容師であっても、髪の毛のことってまだまだ解明されていないことばかりなのです。
縮毛矯正をかけて失敗するリスクを考えると、他の方法で、ボコボコ毛を対処した方がまだいいと思われます。
縮毛矯正の失敗で、裁判が行われるほど、人にとって髪の毛は重要ですし、美容師も国家資格を持っている以上何らかの責任を問われます。
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髪がボコボコザラザラな時の対処法
髪がボコボコで、ザラザラした時の対処方は、まずストレートアイロンの使用をおススメします。
これは、根本的な解決ではなくて、その場しのぎの対処法です。
髪の毛は、熱を加えると、キューティクルと言って髪の表面にあるうろこ状のものが整いツヤがでます。
しかし、熱によるダメージによって余計に乾燥が進み、ボコボコが悪化してしまうので、毎日はおススメしません。
根本的な対処法ですと、やはり自分の髪質と頭皮の質に合ったシャンプーとトリートメントを使用することです。
市販の、安価な界面活性剤を使用した洗浄力の強いもので洗うと、髪も頭皮も乾燥してしまうので、ボコボコ毛がさらにボコボコになってしまいます。
信頼できる美容師に相談してみるのも手ですね。
使用するものが決まれば、あとは使用方法です。
シャンプーはしっかりすすいでもらう、理想は3分です。
あとは、お風呂から上がった後は、しっかり乾かしましょう。
よく、ドライヤーの熱のダメージを気にして自然乾燥を使用とする人がいますが、髪の毛は濡れている状態が1番デリケートで良くありません。
傷つきやすく、水分や栄養分が逃げてしまいやすいので、半乾きの状態よりも、ドライヤーでしっかり乾かす方がダメージは少ないのです。
ここで、しっとりさせようとヘアオイルをつけて乾かす方が多いですが辞めておきましょう。
ヘアオイルは、油なので、油と水は弾いてしまい、髪の毛につけた時はしっとりした気がしても、髪の水分をどんどん奪っていきます。
体は、汗をかいたり、血液が循環していて内側から水分を生み出すことができますが、髪の毛は、外から水分を入れることしかできません。
そこで、表面に油であるヘアオイルをつけてしまうと、水分が入っていかない為、ボコボコ毛を悪化させてしまいます。
何かつけるとしたら、水分をしっかり補給できる、ミストタイプをおススメします!
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最後に
今回は、髪の毛がボコボコする悩みをお持ちの方向けに、ボコボコする原因と対処法を書いてみました。
縮毛矯正をかければ、誰でもサラサラになると勘違いしている人は多いです。
縮毛矯正は、1度失敗してしまうと取り返しのつかないメニューなので任せる美容師は慎重に選びましょう。
最悪の場合切れ毛になって、痛むだけなのでおススメしません。
普段のお手入れ方法を見直して、どうしても気になるときは、ストレートアイロンを使用して、その場をしのぐなどして、なるべく薬で髪の毛を痛めつけない方法を選んだ方が良いと思います。
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