髪のチリチリザラザラ毛を抜いても無駄どころか更に陰毛みたいに!?毛根が傷つくと大変なことに!!




髪の毛をよく見ると、普通の毛に交じって、チリチリしている毛やざらざらしている毛があるのを見つけたことはありませんか?

 

それだけ気になるからと言って、チリチリザラザラ毛を抜いても無駄ですよ!

 

表面が、ガタガタでボコボコしている、くねくねになっていて、たまに太い毛もあったり、そこだけ自分の髪の毛じゃないみたいですよね。

 

1度気になると抜かずにはいられなくなってしまい、見つける度に抜いてしまう方もいると思いますが辞めた方がいいです。

 

今回は、チリチリ毛を抜いても無駄だし、その原因や抜くと頭皮にどういう影響が起きてしまうのかプロの美容師が解説してみたいと思います。

 

髪の毛を抜くという行為は、本当に辞めた方がいいですよ!

 

チリチリやザラザラした毛でももっとチリチリになったり、最悪の場合、陰毛みたいになっちゃいますよ。

 

そうならない為にも、理由をお伝えしますね(*^^)v

 

では、さっそく♪

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髪のチリチリザラザラ毛を抜いても無駄!?

髪の毛は状態によって、大きく3つに分ける事ができます。

 

状態によって個人差がありますが、大きく直毛と縮毛と波状毛の3種類に分かれています。

 

縮毛は、チリチリと縮れた髪のことを言い、波状毛は、波状にうねってカールがある髪のことを言います。

 

これに加えて、捻転毛といって、ところどころに捻じれた髪があり、太さが不均一で捻じれた部分が細くて切れやすくなっている髪もあります。

 

チリチリでザラザラしている毛は、波状毛や縮毛、捻転毛のことですね!

 

これを抜いても無駄なのは、この毛になってしまう原因の解決にはなっていないからです。

 

くせ毛の多くは、遺伝的要素が強いですから抜いたところでまたチリチリが生えてきちゃいますよ♪

 

毛根部分が、くの字のように曲がった位置にあり髪がうねりながら伸びてきてしまう状態です。

 

さらに、生活習慣も影響している為、偏った食生活で栄養不足になったり睡眠が足りず血行不良になってしまうと、髪に栄養が足りずくせ毛が強くなってしまうと言われています。

 

ハリコシは、無くなるのに、チリチリは増えるとか嫌な話ですよね( ;∀;)

 

毛穴は、まっすぐ生えてくれていればいいですが、たるんでしまったり、ゆがんだりと変形してしまうので、髪の毛に大きく影響を及ぼします。

 

1、2本なら、まぁいっかと思い抜いていると、縮れた毛は治らずむしろ老化により増えたりもするので辞めた方がいいです。

 

チリチリやザラザラになっている原因にもよりますが、縮毛矯正で失敗されたとか、髪が燃えたとか物理的なことでチリチリになってしまっているのなら、伸びるのを待ちましょう。

 

髪の毛が傷んでしまって、髪の毛の中の栄養成分が全部抜けて髪の毛が枯れてしまっている、トウモロコシの毛みたいな状態なら伸びてくる毛は健康なので、望みはあるかもしれません。

 

ここで言う、チリチリザラザラな毛を抜くと、というのは身に覚えのない部分的になっている毛のことです。

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無駄どころか更に陰毛みたいに!?

チリチリの毛を抜いても改善するどころか、更に陰毛みたいな毛になってしまいますよ!

 

そもそも、陰毛がなぜ縮れているか、くせ毛の原因は抜いたところで変わらないし酷くなる場合があります。

 

日本人の6割以上は、くせ毛と言われていますが、くせ毛は毛嚢(もうのう)という、髪の毛をつくるところの形の影響でくせ毛になります。

 

毛嚢がまっすぐでいてくれれば、ストレートな髪になりますし、ゆがんでしまうとくせ毛になり、その程度によって、直毛や波状毛、縮毛と分けられるのです。

 

さらに、細胞分裂やいろいろな酵素の働きの影響で、髪の毛が出来る時にタンパク質が形成されるのですが、それが均等であれば髪の毛の切り口が綺麗な丸になります〇。

 

ですが、たんぱく質が不均一に形成されると、切り口がゆがんでしまい楕円形となってしまい、くせ毛やチリチリ毛が生じてしまうんです。

 

円形であれば、ストレートになりますし、楕円形であればクセが強く、チリチリになる可能性が高いです。

 

無理やりにチリチリ毛を抜くと、毛根を傷つけることになり、更にチリチリになったり陰毛みたいになってしまいますよ。

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毛根が傷つくと大変なことに!!

毛根が傷ついてしまうと、ヘアサイクルが乱れる原因にもなり、トラブルになりかねないので気をつけましょう。

 

ヘアサイクルとは、髪の毛が伸びる周期のことで、成長期(髪が伸びる)、退行期(髪が抜けていく)、休止期を繰り返して髪の毛は生え変わっているのです。

 

むやみやたらに抜いたりすると、毛根を痛めることになり、将来ハゲまっしぐらですよ!

 

痛めてしまった毛根は、もう髪が生えてこなくなったりするので、年齢が若いからと安心しても、部分的なハゲになってしまう可能性があるので毛根は大切にした方がいいです。

 

毛根の形によって、髪の健康状態がわかるくらい、毛根は大切です。

 

抜けた髪の毛の根元を見てみるとわかりますが、根元が膨らんでいるきれいなマッチ棒のような形が1番理想的な髪の毛です。

 

根元が棒のようにまっすぐになっていたり、細くなってしまっていると、栄養不足や血行不良が考えられます。

 

根元がギザギザになっていると、過度なダイエットのせいや強いストレスを感じていたり、脱毛を繰り返している可能性があります。

 

ギザギザということは、ところどころ太くなっていたり、細くなっているので脱毛の慢性化が起きているのです。

 

頭皮の状態だけではなく、抜けた髪の毛根からも状態が分かるので、見てみてください。

 

また、抜けた毛に白い塊がついているのを見たことはありませんか?

 

あれは、大抵はすすぎ残しや過剰分泌した「皮脂」である可能性が高いですが、「毛根鞘(もうこんしょう)」である可能性があります。

 

毛根鞘とは、毛根をと皮膚をむすびつける役割をしているものです。

 

それが取れたからと言って、髪の毛が生えてこなくなる訳ではありませんので悲観することはありません。

 

ですが、頭皮を傷つけているのに変わりはないので、安易に髪の毛を抜くのは辞めましょう。

 

髪の毛は、毛乳頭と言って、髪を生成する場所が正常な限り生え続けます。

 

ですが、それがいつまで正常に働いてくれるかなんて保障はないですし、頭皮は大切に労わってあげて下さいね。

 

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最後に

今回は、チリチリザラザラ毛を見つけても、安易に抜かないほうがいい話をしてきました。

 

抜いてしまうと、余計に陰毛みたいなチリチリした縮毛が生えてくることになりかねません。

 

縮毛や、波状毛のしくみについても解説しましたが、これは加齢によっても起きてしまうのです。

 

今は、直毛できれいな髪と思っている方でも、年齢を重ねるにつれて、毛穴が歪んでしまい、今までになかったくせ毛やチリチリ毛が出てきたりします。

 

それは、全体的にではなく、部分的に出ることもあるので、それを抜いてはいけません。

 

その大事な毛を抜いてしまうから、ハゲてしまうんですよ?!

 

どんなにチリチリでザラザラした髪の毛でも、ハゲよりはあった方がいいですよね♪

 

髪と頭皮を大切にして、毛根を気づ付けないようにして、少しでも地毛を楽しんでほしいものです。

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