髪パサパサくせ毛は痛んで見える?面を揃えると艶が出るブローのやり方は?




髪がパサパサしているくせ毛は痛んで見えやすいですが、なぜだと思いますか?

 

くせ毛だからって髪が傷んでいるとは限りません。

 

髪がパサパサしていると気分が下がりますよねぇ。

 

パサパサなくせ毛な人がどうして、痛んで見えるのか、本当に傷んでいるのかについて、プロの美容師が解説してみたいと思います。

 

また、艶があるように見える、ブローのやり方も紹介しますので、くせ毛の方も、髪がパサパサな方も必見です!

 

では、さっそく♪

 

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髪パサパサくせ毛は痛んで見える?

髪がパサパサだからくせ毛になる?くせ毛だからパサパサになる?

 

どっちも正解ですし、どっちも傷んで見えやすいです。

 

くせ毛は、髪が乾燥して水分が無い状態になると、パサパサして痛んで見えますし、痛んでいます。

 

どうして、痛んで見えるのかというと、髪の毛にツヤがあるのは、光をキレイに反射しているからです。

 

髪の表面がそろうと、日光や蛍光灯の光をキレイに反射します。

 

ですが、表面がボコボコだと光をキレイに反射しないため、ツヤが出ません。

 

小学生の頃、下敷きで光を反射させてイタズラしたことありませんか?

 

電車の中でスマホを扱っている人が使っているスマホのケースが手帳型でついている鏡が光を反射して、眩しいと不快な思いしませんか?

 

話はそれましたが、髪のツヤは光を反射すれば生まれるので、髪の表面のキューティクルがめくれ上がっていたり、剥がれ落ちているとうまく光が反射されないんです。

 

ツヤがないと余計に痛んで見えますよね。

 

しかも、キューティクルがはがれることによって、髪の水分吸収が不均一になり、髪の表面がボコボコになってしまいます。

 

そうすると、髪がゴワゴワして、よりくせ毛を悪化させるので、さらに痛んでしまいます。

髪パサパサくせ毛は実は痛んでいない!?

髪がパサパサして見えるくせ毛ですが、必ずしも痛んでいるとは限りません。

 

痛んでいるからくせ毛になる人もいるという話をしたあとに、この話をするとややこしくなりそうですが(笑)

 

簡単にいえば、めちゃくちゃ髪がキレイでストレートヘアの人に、コテを使ってぐりぐりに巻いて、ボサボサに仕上げたのを想像してみて下さい。

 

キレイだった髪も痛んで見えますが、実際には痛んでないですよね?

 

痛んで見えている=ツヤが無く見えるということです。

 

髪の毛そのものが痛んでいなくても、ボサボサだと、光がキレイに反射しないので痛んで見えるということです。

 

生まれつきくせ毛の人は特にですが、痛んでいないですよ。

 

それを、髪質が悪いんで、自分の手入れがわるいので、などと痛んでいると勘違いしてしまっています。

 

例えば、生まれつきくせ毛の人が毛先だけストレートアイロンを毎日入れたとすればどうでしょうか?

 

アイロンを入れた箇所は、まっすぐストレートのサラサラヘアーになり、ツヤがあるように見えますよね?

 

でも、よく見ると枝毛がバカリで時間が経つとパサパサしてくる。

 

反対に、アイロンを入れてない根元付近は、うねりがあり、あまりキレイには見えませんよね?

 

このように、キレイに見えているストレートな毛先は、実は痛んでいて、うねるのある根元付近は痛んでいないという状態だってあるんですよ。

 

なので、くせ毛が必ずしも痛んでいるとは限りません。

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面を揃えると艶が出るブローのやり方は?

髪がキレイに見えるのは、艶のおかげという事はわかりましたよね。

 

そこで、気になるのが艶が出るようなブローのやり方です。

 

美容師にしてもらうとツヤツヤなのに、自分ではどうも上手くいかない、という人も多いのではないでしょうか。

 

まぁ、中には美容師にてしてもらってもされる美容師によって艶の出方が違うと感じる人もいるでしょう。

 

艶=表面が揃っている状態です。

 

表面が揃うから、光をキレイに反射してツヤとなる、この記事のテーマですね♪

 

表面を揃えるためには、ブラシの入れ方、ドライヤーの風の当て方の角度を一定に保つことが必須です。

 

均一に熱をあてて、それを冷ますと形が固まります。

 

まず、濡れている段階から、何も考えずに、わしゃわしゃと乾かす人がいますが毛穴は繊細なんですよ?

 

美容師もわしゃわしゃと乾かしているじゃん?とそう見える人もいるかもしれませんが、違います!

 

下手くそなアシスタントは、わしゃわしゃと乾かしますが(笑)

 

手櫛で乾かす段階から、ドライヤーを前からあてたり、後ろからあてたりと、四方八方に髪の毛を動かしていると思いませんか?

 

そして根元を起こすように、乾かしています。

 

これは、髪のまとまりが良くなるブローにも関係していますが、髪の毛は根元から乾かしましょう。

 

根元から乾かすことで、毛先を乾かしすぎてバサバサになるということを防げます。

 

乾きやすい前髪は、始めにある程度しっかり乾かして、次に全体の根元を乾かしましょう。

 

ブラシを使うのが苦手な方は、自分の手がブラシと思って、頭の丸みを考えて手ぐしを入れながら乾かすと良いですよ。

 

くせ毛の人の方が、くせが嫌だと悩んでいる分、セルフブローが上手い人が多いんですよね。

 

髪の毛が塗れている段階から、ストレートになるように手ぐしで伸ばしながら乾かすので。

 

そこで、おススメしたいのが、顔回りの髪を斜め前に乾かすことです。

 

ハネやすい人にやりがちなのが、横に引っ張ることですが逆効果です。

 

頭は、ボールみたいに丸いので横にひっぱると毛先がピヨンとハネちゃいます。

 

斜め前に、放射状乾かすと毛先までおさまりやすく、うねりも抑えられるので、艶が出やすくなりますよ。

 

どうしても艶を出したい場合は、アイロンやコテを使えば、簡単にツヤがあるように見せれますけどね。

 

熱を均一にしっかり入れることで、表面が整います。

 

ブラシを使うと、角度がずれてツヤを出すのが難しいと言う人は、いっそのことアイロンやコテを使用した方が早いですよ~♪

 

そんな考えの美容師が増えたせいもあって、しっかりブラシを使ったブローを上手にできない美容師が増えていますが・・・。

 

しっかり熱をあてた後に、冷風で冷ましてあげる。

 

この冷ますことで形が固まるので、涼むためのものじゃないので注意してください(^O^)

 

こちらの記事もおススメです♪

縮毛矯正で時間が経つとバサバサになる原因や40代以上がかけ続けるとハゲる!?

最後に

今回は、髪がパサパサなくせ毛の人は痛んで見えやすい話をしてみました。

 

くせ毛の人は髪が傷んでいる場合と、痛んで見えるだけであって痛んでいない場合がありますが、実際はどうであれ痛んで見えない方がいいですよね。

 

なので、痛んで見えないようにみせるブローのやり方についても解説してみました。

 

メイクもそうですよね、肌が荒れていても荒れていないように見せるためにコンシーラーやファンデーションでカバーしたり。

 

髪の毛も、痛んでいてもブローでツヤを出せばツヤツヤに見えます。

 

ごまかしてその場限り、痛んでないことにするのか、しっかりヘアケア、頭皮ケアをして痛まないようにするのかは、その人次第です。

 

すぐに全部を変えるのは、難しいと思うのでキレイに見せるテクニックを身に着けておけば、どんな状態であっても、どんな時も対処できますよね。

 

周りに対する自分への見せ方ひとつで、印象が変わるので面白いと思いました。

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