じめじめしてくる梅雨の時期、髪が広がりまとまらない。
くせ毛で、はねてうっとうしい。
サラサラな髪になりたい。
手入れを楽にしたい。
よし、縮毛矯正をかけて楽になろうと、安易に縮毛矯正を頼む方が増えいる気がします。
確かに、縮毛矯正をかけた髪はサラサラで、まっすぐてとても手入れが楽になる場合が多いです。
ですが、その反面、縮毛矯正のダメージによって髪がバサバサになりなってしまう恐れがあります。
いや、なりますね・・・。
しかも40代以上がかけるとハゲの原因にもなるんです。
今回は、縮毛矯正をかけるとバサバサになる原因とその対処法について考えていきたいと思います。
また、40代以上の髪にかけると薄毛になるリスクや貧相に見えてしまう危険性についてもアラフォー美容師の経験と実際にお会いしてきたお客様のお話をもとにズバッとお伝えしちゃいます!
では、さっそく!
スポンサーリンク
目次(Contents)
縮毛矯正で時間が経つとバサバサになる原因は?
縮毛矯正で、サラサラでキレイな髪になると思ったのに、バサバサになってしまったことは、ありませんか?
その原因は、様々です。
1つは、単純にかけた美容師さんの技術に問題がある場合があります。
薬剤選定がきちんとされておらず、髪に負担がかかりすぎダメージがでてしまう場合が高いです。
クセに対して、強すぎる薬剤を選定してしまった。
1剤を塗った後に時間を置き過ぎてしまった。
逆に薬が弱すぎて、クセが中途半端に伸びてしまいパサつくこともあります。
また、何度も縮毛矯正をかけている方は、かけなくてもいい毛先までかさねてかけられてしまった可能性があります。
1度かけたところには、必ずダメージが蓄積されていて、その上からまた薬剤をつけてしまい、毛先がバサバサになってしまうのです。
バサバサになる、ダメージの原因は、ほとんどが美容室で美容師による誤った施術によるものです。
また、縮毛矯正をかける方はクセ毛と同時に髪の毛量を気にされている方がほとんどで、美容師が髪を梳き過ぎることによってパサつくことがあります。
なので、安易に縮毛矯正をかけるのではなく、信頼できる美容師さんにおまかせすることをおススメしますね。
また、かけたことがある人がもう1度かける場合、前回いつかけたのかを把握しておき担当の美容師さんに伝えましょう。
そして、かける時は根元だけお願いすると、毛先を含めバサバサになるリスクが減ると思います。
これまでは、かけ方によってバサバサになるリスクの話をしましたが、じゃあ縮毛矯正をした後のケアにもバサバサになる原因が隠れているのです。
まず、かけた後に、お湯で流してそのままトリートメントをして終わりの美容室がほとんどではないでしょうか。
きちんと、髪の事を考えている美容室ですと、かけた後の、薬剤の残留物を処理してからケアするお店があります。
最後に手触りを良くするためのコーティングのトリートメントだと余計に髪がバサバサになる原因になるので、美容室選びは慎重にしたいものですね。
縮毛矯正の薬剤は、大体が強アルカリ性のものを使っています。
縮毛矯正が終わるころには、ビオレのCMでもおなじみの弱酸性にもっていくことが重要なんです。
それを、アルカリに傾いた髪の毛のまま、お湯で流してトリートメントつけて、終わるから後からバサバサになるのです。
アルカリに傾いた状態、アルカリが残っているのは大体3週間ほど続くと言われています。
縮毛矯正をかけるときには、必要なアルカリですが終わったあともアルカリが残ったままだと、乾燥を引き起こし枝毛の原因にもなります。
そういうことを考えていない美容室が、つぶれてしまったり、いつまでたってもお客様がリピートせず、髪のダメージで悩む人が絶えなくなるんだと思います。
スポンサーリンク
縮毛矯正で時間が経つとバサバサになるときの対処法は?
簡単な対処法は、切ることですね。
1度傷んでしまった髪は、誤魔化すことはできたとしても、基本的にはもう傷んだままで、切るしかないです。
それが、出来なければ、ブローをしたり、アイロンをいれて傷んでないように見せるかですね・・・。
あとは、水分ケアです。
喉が渇くと水分補給をしますよね。
お肌が乾燥すると、化粧水をつけますよね。
では、髪が乾燥してバサバサになっていしまった場合はどうでしょう?
髪の毛にも、水分補給をしてあげることです。
それを、間違った知識で、バサバサだからと言ってヘアオイルをつける方がいますが・・・。
オイル=油なので、油と水はまざらずにはじいてしまう存在です。
なので、間違ってもヘアオイルをつけるケアはしない方がいいです。
水分を補給してくれるタイプのトリートメントが1番良いのですが。
まぁ、見た目にこだわるのだったら、今流行の濡れ髪とかにみせるオイルをどうぞご使用ください。
つけた時は、ツヤツヤに見えてキレイになった気持ちは味わえると思います。
ですが、20代ならまだしも、30代いえ40代の同世代が濡れ髪とかしていたら、私は髪の毛洗っていないのかな?
わぁー汚いと心の中で思っちゃいますけどね。
あとは、すぐに乾かしたり、生乾きがないようにしましょう。
スポンサーリンク
縮毛矯正は40代以上がかけ続けるとハゲる!?
40代をすぎてくると、クセが気になると同時にハリコシも気になってきます。
縮毛矯正とは、字のごとく矯正してますから。
年齢を重ねても、毛穴をひっぱりつづけると毛穴は耐えきれず抜け毛がふえたりハリコシがなくなる原因になります。
40代をすぎると、ホルモンバランスも乱れて薄毛になったり、急激に白髪が増えたり、髪質も変わってうねりやチリチリになってしまいます。
いつまで縮毛矯正をかけ続けますか?
クセがのびても、うっすらハゲのバーコード
バーコード ┃|||┃||┃||||┃_ρ゛(・・ ) ぴっ♪
なのか、くせがあっても、カットでいかしてボリュームのあるスタイルにするのかは、その人次第です。
私だったら、単価のとれる縮毛矯正のメニューを勧めたい気持ちよりも今後のことを思って、辞めさせますね。
その場で何万円かの縮毛矯正よりも、カットで何十年通って下さる方がいいですし。
いつまでも、若い頃と同じことをしていても、ダメなんです。
年齢にあった、スタイルを楽しみましょう。
スポンサーリンク
歳とっての縮毛矯正は貧相に見える場合もある!?
年齢を重ねると、髪質も肌質もかわりますよね。
ただでさえ、ハリコシな無くなっていく髪の毛に、縮毛矯正をかけるとぺたんっとなり、貧相にみえます。
トップにボリューム、高さがあることで華やかさだったり、若々しく見えたりします。
それを、逆に矯正をかけてしまうと全体的にボリュームがなくなり、老けてみえるのです。
若い頃は、髪がペタッとしていても、肌にハリやツヤがありますから、大丈夫と思います。
ですが、40代を過ぎてそこそこの年齢の方が、髪をペタッとまっすぐストレートにしていると、貧相にみえるのです。
最後に
今回は、縮毛矯正をかけるとバサバサになる原因について、考えてみました。
また、バサバサになった時の対処法もお伝えしました。
ついつい手入れが楽になるからと言って、かけたくなる縮毛矯正ですが、安易にかけるものではないですね。
40代以降の人も、若々しく見せたいのに逆効果の場合もあるなんて恐ろしいです。
この記事が、縮毛矯正をかけることについて考えるきっかけとなって頂けたら幸いです。
梅雨時期は、髪がうっとうしくて、じめじめして嫌な時期ですが、自分のクセやダメージとしっかり向き合ってみてはいかがですか?
スポンサーリンク
コメントを残す