前髪がなかなか伸びなくて、悩んでいる女性は多いのではないでしょうか。
産後の抜け毛が酷い、薄毛が気になる、前髪が伸びてこなくなったなどの声をよく聞きます。
加齢による薄毛もありますが、そのサインとして前髪がなかなか伸びなくなった気がする、短い毛が増えたようだなど、不安の声をよく聞きます。
今回は、前髪がなかなか伸びない理由についてや、薄毛との関連性を美容師がプロ目線で解説してみたいと思います。
色んな原因があると思いますが、それによって育毛剤の意味だったり効果が果たしてあるのかは疑問ですよね。
場合によっては、育毛剤が逆効果だったりもするんですよ!
そもそも、育毛剤が効果があるのならみんなハゲていませんからねぇ、その辺もズバッと言っちゃいます。
産毛ばかりだったり、脱げ毛が増えたり、薄毛になったり、怖いですよね( ;∀;)
では、さっそく♪
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前髪がなかなか伸びないのは薄毛のサイン?
前髪が伸びるのが遅くなった、伸びなくなった気がするのってこれって薄毛?!と不安視する方もいますが、実際のところどうでしょうか。
もともと、伸びるのが早い人もいれば遅い人もいますし、すぐに薄毛と断定はしにくいですが、その予兆である可能性はあると思います。
男性なら「AGA」、女性なら「FAGA」と言って、薄毛を引き起こす病気になっている可能性があるからです。
これは、脱毛症の一種で、前髪を中心として薄毛となる症状がある病気です。
髪の毛の成長を止めてしまい、さらに脱毛を促進するというやっかいな症状で、前髪が伸びるペースがかなり遅くなるのが特徴です。
薄毛は、前から進行していくケースが多いため、ほっておくと大変なことになりますよ!
ホルモンバランスの変化は、目では見えなくても、こうして前髪の伸び具合などから自覚し気づくことがあるので気になる方は、病院で相談すると良いでしょう。
育毛剤で生えるならハゲは存在しない!!
前髪が伸びない、こうしてはいられないからと言って育毛剤を手に取る人が多いですが、ちょっと待ってください!
その育毛剤、本当に効果があるやつですか?あるなら皆ハゲていませんよ!!
近年、薄毛に悩む女性は増える一方ですが、それにともなって色んな種類の育毛剤が出回っています。
育毛剤をはじめ、育毛シャンプー、育毛サプリメントなどもありますが、間違った商品を使用すると逆に薄毛の原因になりかねませんよ!
育毛剤は、つけた時にスーッと感じるものが多いですが、これは防腐剤として、アルコールやエタノールが入っているからです。
使用感があり、効いている気がしますが、これは危険です!
アルコールやエタノールは、頭皮を乾燥させる原因になりかゆみがでる恐れがありますし、乾燥は頭皮環境を悪化させ薄毛や抜け毛を増やしかねません。
ほとんどの広告商品が、効果ないと思ってもらっていいと思いますねぇ。
だって、広告通りなら、皆2323ですよ!あ、フサフサですよ!(笑)
有効成分としては、「ミノキシジル」が1番効果ありますが、それがどれだけの濃度で入っているか、それと同時に何が入っているかによって効果は変わると思います。
いくら良い成分が入っていても、それに負けないくらい頭皮に悪い成分が入っていては意味がないからですねぇ。
また、すぐに生えてくる訳ではないので、皆生えてくると信じて商品を使い続けていきそれがさらに逆効果を生み気づいた時には薄毛もかなり進行してしまっている場合もあります。
そうなると、少しでも進行をとめたいと、育毛剤を手放せなくなり悪循環し続けるのです。
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前髪が伸びない原因をいくつか考えてみた
前髪が伸びないというのは、その方の年齢や、出産経験の有無も関係してきます。
前髪が伸びにくくなった原因というのは、いくつかあるからです。
まず、血行不良によって前髪は伸びにくくなることがあります。
髪の毛の栄養は、血液が運んでくれているので血行を良くすることは薄毛対策には必須となります。
血行不良になると、髪の毛に栄養や酸素が届きにくくなり、髪が伸びるペースが遅くなるのです。
現代ではスマホやパソコンなど、画面を見すぎて目が疲れている人が多く、その影響で顔回りの血行が悪い人が増えています。
お風呂に入った時に頭皮やこめかみのツボを刺激してあげるといいんですよ。
それと関係して、睡眠不足が続くと前髪が伸びにくくなります。
睡眠不足も血流には大きく関係しており、自律神経のバランスが崩れたりストレスを抱えてしまい、薄毛や抜け毛の要因になると言われています。
タバコを吸う人や、飲酒の習慣がある人も前髪が伸びなくなる予備軍なので生活習慣を見直すことが大切です。
喫煙と飲酒は、どちらも血液がドロドロになって流れにくくなる原因になるのであまりおススメできません。
薄毛の原因は、健康な体作りと同じで、生活習慣がとても大切となってきます。
睡眠・栄養バランスの取れた食事・適度な運動は、髪の毛が伸びるためにはどれもかかせません。
タバコは、吸収した栄養を取ってしまいますし、飲酒は睡眠の質が下がります。
どちらも、ほどほどにですね(*^^)v
色んな要因がありますが、なかなか伸びない状態を感じると薄毛のサインと言っていいでしょうし、体に不調が起きている可能性があるでしょうね。
また、産後などは髪の毛のヘアサイクルが変化するので前髪が伸びきらず、すぐに抜けてしまうことがあります。
短い産毛が多くなるのは、この為です。
ヘアサイクルとは、髪の毛の伸びる周期のことで、まつげや眉毛が髪の毛よりも短いのはヘアサイクルが短いからです。
このヘアサイクルは、ホルモンバランスの影響をとても受けやすく更年期前後の女性も前髪が伸びなくなりやすいです。
更年期障害は、40代50代あたりに悩む方が多く、個人差はありますが心身ともにバランスを崩して寝込んでしまう人もいるので注意が必要です。
髪更年期障害では、「エストロゲン」という、髪の毛が生えるサポートをしている女性ホルモンが減少する症状があり、髪の毛全体が薄く感じたり、前髪が伸びきらなかったりという悩みを引き起こします。
年齢を重ねて、前髪が伸びなくなってきたと感じる人は、薄毛の始まりかもしれません。
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さいごに
今回は、前髪が伸びないのは薄毛の予兆かもしれない話をしてみました。
産後や年齢を重ねてくると、以前に比べて、前髪が伸びるのが遅く感じたり、伸びきらなくなったという人が多い気がします。
これは、ちゃんと原因があって、なにも対処しないとただただハゲに近づいていくだけですからね!
だからと言って、むやみやたらと育毛剤に手を出すと、余計にハゲになりかねないので注意してください。
知識のある美容師なら、薄毛や前髪の悩みを引き出し、改善策を伝えますが、何にも知らないデザイン重視の美容師は、そうですかねぇ~?とあたりさわりのない返答しかしないですから、自分で気づくしかないのです。
前髪は、毎日鏡で見えますし、1度気になると、どんどん気になってしまいますよね。
不安な方は、信頼できる美容師さんやお医者さんに相談してみてください。
体の栄養は、血液が運びますから、やはり血行を良くしていつまでも若々しいヘアスタイルを楽しみたいですよね♪
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