今回は、掃除や洗濯で大活躍の重曹でシャンプーすると薄毛に効果的なのか、危険性は無いのか、考えてみたいと思います。
そもそも、重曹って何か知っていますか?
重曹と聞くと、掃除に活用する薬剤というイメージが強い方もいると思いますが、お菓子作りなどに使われるベーキングパウダーの主成分でもあります。
これらは、同じ重曹ではなくて、掃除には純度の低い工業用重曹が使われ、お菓子作りには食用重曹が使われています。
薬として、薬用重曹と精製度ときめの細かさによって使い分けられます。
量や使い方さえ気をつければ有害な素材ではありませんが、その使い方が重要です。
臭いを落としてくれたり、髪にハリコシを出してくれる?!ツヤがでる?!そして、薄毛に効果があるのか?!というところを解説してみたいと思います。
簡単な作り方や、始め方、使用する頻度など、メリットはもちろんデメリットである危険性についても考えてみました。
では、さっそく♪
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目次(Contents)
重曹シャンプーの効果とは?
重曹シャンプーには、いくつかのメリットがあります。
良く知られているのが、頭皮にたまった汚れを浮かしてベタつきをとってくれ、かゆみやフケの予防効果です。
重曹の細かい粒子が、頭皮の毛穴に詰まった皮脂汚れを弱アルカリ性の力で浮き上がらせてくれるのです。
頭皮の古くなった角質を落としてくれるので、フケが出やすい人はゴシゴシ洗ってしまいがちですが重曹シャンプーの場合は、力を入れずに軽くこするだけで良いです。
スクラブ効果ですね!
そして、汚れなどを落としてくれることで、頭皮の嫌な臭いも抑えてくれますし、重曹には抗菌効果もあるので臭いの予防効果にもなります。
頭皮は、顔や体の皮膚と違って髪の毛が密集して生えているため凹凸が多くなり、汚れが溜まりやすく皮脂が酸化しやすいです。
それを重曹がおさえてくれるのです。
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重曹シャンプーの作り方と頻度は毎日が良いのか?
重曹シャンプーとは、食用の重曹をぬるま湯で溶かして、シャンプーとして使うヘアケアの方法が一般的に知られています。
作り方は38度から40度くらいのお湯1リットルに対し10g大さじ1杯ほどの重曹をとかすというシンプルなものです。
また、普段使っているシャンプーに重曹を混ぜて使う方法もあります。
普段使っているシャンプーを少なめにして重曹と炭酸水を足して洗うのも良いでしょう。
始めは、いつものシャンプーに混ぜてみることから始めて、次に炭酸水を足す、最後はお湯と重曹のみにしていくことが理想です。
使用する頻度は、10日に1度から始めてもらい、1週間に1回、多い時に週に2回~3回と段階を踏んでならしていきましょう。
毎日使用してしまうと、逆に頭皮に負担がかかることになるので注意してください。
それは、頭皮は弱酸性なのですが重曹シャンプーは、弱アルカリ性という真逆の性質なので頭皮が元の弱酸性に戻るまで時間がかかるからです。
弱アルカリのちからで汚れをしっかりと落とすので、手触りはよくありません。
さらに、髪の毛の潤いとなる皮脂をしっかりと落とすので髪の毛1本1本が無防備状態となるので、シャンプー後はクエン酸などのが入ったリンスが必須でしょう。
皮脂をしっかり取ってくれますが、取り過ぎるとかえって皮脂の分泌が増えてしまいます。
また、乾燥しやすくなり肌荒れやかゆみを引き起こすので適切な頻度で行いましょう。
重曹シャンプーって本当に薄毛に効果あるの危険性は?
重曹には、研磨作用があるので傷口やできものがある時は、使用してはいけません。
また、目にも入らないように気をつけて下さい。
そして、ついついしてしまいそうなのが作り置きです。
重曹水として、保管してしまうと空気中の微生物が繁栄し不衛生となりかえって臭いのもとになるからです。
水と重曹それぞれ別々に保管してください。
そして、効果をあげたいと濃度を濃くしようとする方がいますがやめましょう。
濃度をあげると肌トラブルが起きる可能性があります。
重曹シャンプーでの薄毛予防効果は、汚れをしっかり落とすことで汚れが毛穴に詰まることによっての細毛を防ぐ意味合いで使われています。
また、汚れが詰まると頭皮トラブルになり血行不良を起こします。
なので、汚れを落とすことで血行状態がよくなるので、薄毛に効果があると言われています。
薄毛の予防には効果的だとは、思いますが薄毛の方が使うと生えるという訳ではないので注意したいですね。
使用頻度や、濃度など気を配らなければいけないポイントがいくつもあると思うと、普通にシャンプーをしてすすぎをしっかりするくらいのほうが安全な気はしますけどね。
ですが、市販のシャンプーの化学成分だと刺激が強すぎるという方の場合には、重曹シャンプーがおススメです。
コストが低くいですが、洗浄力の強い硫酸系成分を含む市販のシャンプーは、頭皮や髪にダメージを与えてしまいます。
薬と同じで、なんでも用法・用量を守ることが大切ですね!
なかには、重曹シャンプーによって髪がギシギシすると感じる人もいます。
それは、重曹による過剰な皮脂の流失のせいなので使用後にクエン酸が入ったリンスを使用すること勧められています。
せっかく重曹シャンプーをした髪を、市販のトリートメントの色んな成分が混ざっているものでしあげるのはおすすめできないからです。
重曹シャンプーを薄毛のために使う方が多いですが、重曹シャンプーこそ洗い残しのないようにすすぎをしっかりすることが大切です。
頭皮に重曹が残っていると、頭皮の環境が悪くなり、逆に白髪や薄毛のトラブルの原因になるので本末転倒になってしまいます。
安易な気持ちで始めると、危険性もあるので始める時は注意点を抑えて行うことですね!
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重曹シャンプーで色落ちした?!
重曹シャンプーは、上記で紹介したとおり汚れをしっかり落としてくれますがカラーリングしている人には要注意です。
重曹のアルカリ性は、カラー剤と混ざることで髪を酸性の状態からアルカリ性にしてしまいます。
それにより髪のキューティクルがダメージを受け、カラーの染料が流れてしまうのです。
カラーの薬剤が空気中の酸素と反応し、色として髪の毛に定着するのには、48時間~1週間ほど見ていた方が良いです。
よく、パーマとカラーを同時ではなく1週間はあけましょうというのは、そのためです。
カラーや白髪染めをしたばかりの人は、最低でも1週間は置いてから重曹シャンプーを使うことをおススメします。
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さいごに
今回は、重曹シャンプーについてと、その効果を色々紹介しました。
重曹は、掃除の時に使用するイメージでしたがシャンプーとしても活躍してくれるなんて万能ですよね!
汚れをしっかり落としてくれることで、薄毛予防の効果もあるとのことですが、正直私はあまりおススメしませんね。
すすぎ残ると頭皮トラブルにもつながりますし、使用する際にも濃度に気をつけなければいけないという手間があります。
しかも、重曹シャンプーは、髪がギシギシになりクエン酸リンスを勧められていますがそれもどうなのでしょう。
市販のものが何が入ってるか、その成分の濃度が気になる人が、手作りの重曹シャンプーとクエン酸リンスを使用する傾向にあります。
薄毛がきになるから重曹シャンプーすれば、良くなるという認識は間違っているので注意してくださいね。
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