こんにちは。アラフォー美容師yukkoです。
先日お客様から聞かれた質問です。
『ドライヤーは熱で乾かすので痛みそうなので自然乾燥の方が良いですか？』
この質問は意外多いです。
果たしてどちらが痛みにくと思いますか？
自然乾燥でのダメージ
自然乾燥によるダメージは熱を当てて乾かすダメージはありませんが髪が濡れている時は
キューティクルが開いた状態になります。
キューティクルは髪が乾くと閉じて行きます。
濡れていてキューティクルが開いてしまいますと髪がとても傷つきやすいです。
鱗状になっているキューティクルがめくれやすくなります。
自然乾燥の場合はドライヤーで乾かすよりも長く濡れていますのでキューティクルが
摩擦などでめくれるリスクがあります。
ロングなどは服と髪の摩擦でも傷んできます。
自然乾燥の場合はできるだけ動いたり寝転んだりせずにジッとして置く事が良いですが乾く
までの時間何もしないと言うのは難しいですね。
そして髪の水分が蒸発しながら乾いて行きますので癖などが出やすくパサパサした
感じに乾きます。
ドライヤーでのダメージ
ドライヤーで乾かす場合はドライヤーの熱によるダメージがあります。
熱によるダメージは乾燥によるダメージですが早くキューティクルを閉じる事ができますし
そこまでのダメージは出ません。
早く乾かす事でキューティクルが閉じてしまえばその後の少しの摩擦でも痛みにくく
過ごせせます。
時間もショートであれば５分くらいで乾きますしロングでも１０〜１５分くらいで
乾くと思います。
しかし熱を当て過ぎてしまってオーバードライ状態になる場合もあります。
乾かし方でダメージがでる？
ドライヤーで乾かす場合は満遍なく根元を中心に乾かして行きましょう。
根元から乾かすと自ずと毛先も乾いてきます。
頭の上から熱と風を当てるのではなく下から髪をかき上げる様に熱と風を当てて行けば早く
乾きますし適度なボリュームも出ます。
頭の上からドライヤーを当てるとボリュームが出にくくなり毛先が跳ねやすくなります。
一部を集中的に乾かすのではなく全体的に乾かします。
髪は乾いていても髪の中に若干水分が残ります。
熱を当てるぎると残った水分が全て無くなり乾燥し過ぎます。
それがオーバードライです。
オーバードライになると髪はなかなか思い通りにブロー出来ません。
オーバードライは毛先を触った時に硬くパサパサしています。
触った時に少し柔らかい感じで乾いているのがちょうど良いです。
手で触って水分を感じるぐらいはまだ乾かして下さい。
思い通りにならなくてさらにドライヤーの熱を当て続けるとさらに乾燥し枝毛などが
出来たりもします。
髪がパサつき出し思い通りにならない場合は水分をまた髪に一度入れてあげると
良いでしょう。
するとまた髪に水分が戻りますのでブローがしやすくなります。
ドライヤーを使う前にブローローションなど水分になっているミストなどを使用すると
乾燥しにくく毛先がまとまります。
オイルなどは使用を控えた方が良いです。
オイルを使用するのは湿度が高い時などがお勧めです。
熱を当てすぎると髪は痛みますので毎日かけるドライヤーは気をつけたいですね。
果たしてどっちが良いの？
どちらが良いかは個人の自由ですが自然乾燥で乾くまでジッとしているよりは短い時間で
早く乾かした方が個人的には良いと思います。
濡れたままですと冬は風邪を引いてします場合もありますし、湿度が残ったままですと髪に
菌が増殖して臭いの元となります。
ひどい場合は頭皮や髪にカビや菌が増殖して炎症などが起こります。
そうなってしまえば頭皮・髪を傷つける事になりますのでよくはないですね。
自然乾燥とドライヤーでは痛み方も変わってきます。
濡れたまま寝てしまうのが一番悪いので必ず乾いてから就寝しましょう。
そしてドライヤーで乾かす事をお勧めします。
まとめ
ドライヤーでのダメージ 自然乾燥でのダメージ 乾かし方でダメージがでる？ 果たしてどっちが良いの？
よく聞かれる質問ですが個人的にはドライヤーで素早く乾かす事をお勧めです。
美容師でしたら口を揃えて言うでしょう。
乾かし過ぎずが基本です。
乾いている様に見えても髪には水分が残ります。
肌と同じで乾燥しすぎると髪も痛みます。
毎日する事ですのでなるべく痛まないように乾かしたいですね。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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