毎日、朝から髪を巻くのは面倒くさい、時間がかかる、楽したーい!と言って、パーマをかけにくる方が多いですがちょっと待ったー( ゚Д゚)
パーマをかければ、お手入れが楽になる♪なんて甘い考えは通用しませんよ!
パーマをかけたせいで、広がったり、はねたり、バサバサになって余計に手間がかかるなんてこともありますからね。
今回は、プロの美容師が、パーマをかけるとどんなメリットとデメリットがあるのかを解説してみたいと思います。
毎日巻くと傷みそう・・・、いやパーマの方が傷む?どっちなのー?!
ズバリ教えちゃいます(*ノωノ)
パーマをかけて毎日納得のいくセットが出来ている人は、ほとんどいないと思いますけどねぇ。
では、さっそく♪
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パーマをかけると楽になる?楽にならない?
パーマをかけると楽になるイメージを持っている方が多いですが、パーマをかけると手間がかえってかかることがあります。
どんな目的で、どんなパーマをかけるかによって楽になるならないが出てくると思います。
例えば、毎日巻く時間が面倒だから、パーマをしっかりかけてウェーブを出すスタイルの場合、パーマをかけた方が楽になると単純に考えるとそう思いますよね?
パーマも、濡れた時に1番カールが出る『コールドパーマ』と、乾いた時に形状記憶したカールが出る『デジタルパーマ』と大きく2つあります。
コールドパーマの場合、乾くとカールがだれるので、しっかりウェーブを出したい場合は1度髪の毛を濡らす必要があります。
霧吹きなどで濡らしてもいいですが、そのあと、ムースやワックスなどスタイリング剤を付けないと、変に広がったりはねたり、まとまりにくい場合があります。
逆にムースをつけないと、カールが出ないくらいかかりがあまいこともあります。
デジタルパーマの場合は、しっかり乾かす時にねじってカールを出したり、夜乾かして寝て朝起きると物足りない場合はもう1度この作業をする必要があります。
そして、こちらもコールドパーマ同様に、ワックスやバームなどのスタイリング剤を付けた方がまとまりや束感が出るので、スタイリングする手間がかかります。
巻くよりも、ムースをもみこんで終わり♪が楽だという人もいれば、うまくセットできないし、パーマをかけたことによってダメージがひどくパサつき全然楽じゃない!という人もいます。
美容師的には、楽するためにパーマをかける感覚であれば、ちょっと待ったと言いたいですね。
パーマは、ダメージがかなり出ますし、かけた当初は良くても、カットしない限りかけたところのダメージは消えないからですね。
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毎日巻くのとパーマはどっちが痛む?
バカで売上欲しさの美容師がよく言うセリフが、パーマの方が巻くより傷みませんよ!パーマかけましょう♪
という、商売文句ですが、騙されちゃいけません。
確かに、ヘアアイロンは高温で、何もしない髪に比べると巻き髪はかなり傷みそうですが、パーマよりは全然傷みません。
パーマのお薬は、劇薬ですしかなり傷みます!!
しかも、下手くそな美容師がかけた場合、バサバサのチリチリになってしまい切れ毛の原因にもなるので要注意です!
パーマとか可愛いネーミングで言うとわかりにくいですが、劇薬の化学反応を起こさせる形状変化などと言えば、そんな薬を使って強制的に髪を曲げて痛めつけることなんて進んでしませんよ。
今の時代のヘアアイロンはどんどん進化していき、低温と高温が選べて温度調整ができたり、スチームがでるものなど、色んな種類があります。
パーマの方が傷まないと言っている美容師は、よっぽど腕に自信があるのかもしれませんが、ただ無責任な場合もあるのでご注意ください。
巻いている場合は、いっきに傷むというよりは少しずつパサつきが出て気が付けば枝毛になっていたりするので、わかりにくいです。
ですが、パーマは一発でチリチリになったり、切れ毛になったりします。
仮に、同じ傷み具合だったとしても、パーマをかけている場合カールが残りそこがまた広がりやすかったり、からまりやすくなったりするのでパーマの方がダメージを感じやすいと思います。
毎日巻くのが面倒だったが更に大変になる人も多い!?
パーマをかけると毎日巻くことの煩わしさから解放されると思いがちですが、さらに手入れが大変になり、ダメージもでて最悪なことになってる人の方が多い気がします。
昔は、美容室のことを『パーマ屋さん』と呼ぶくらいパーマが主流で、上手な美容師が多かったです。
ですが、今はパーマよりもカラーをされるお客様の方が多く、パーマは自分でアイロンで巻いたりするのでパーマ離れになっている人が増えています。
すると、パーマをかける頻度が減り、下手な美容師が増えていき、パーマで失敗される確率がアップします。
しかし、美容師はパーマをかけるのを失敗してもごまかして仕上げるので、お客様は後から大変なことになるのです。
広がってしまったり、まとまりにくくなったり、カールが思っている方向に出ずハネてしまったりなど、もう大変です。
それを、自分のセットの仕方が悪いから、髪質が良くないからと、お客様は自分のせいにしてくれるので美容師は調子に乗って、こう乾かさないとでません、このスタイリング剤を使わないとなりませんなど、言ってくるのです。
気が付けば、パーマで楽しようとしてたのに、セットに手間が余計にかかるし、ダメージも出てパサつくからトリートメントやオイルが手放せなくなり、ずっと髪に悩むことになるのです。
そして、伸ばしながらパーマをかけたところを切りながら、髪型を整えていくと、また物足りなさからパーマをかけてしまい、また振り出しに戻るの繰り返しです。
すると、髪の毛のダメージだけならともかく、頭皮にも負担がかかり気が付けばハゲてしまった、なんてことは、よくある話です。
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最後に
今回は、毎日巻くのが面倒な方が安易にパーマをかけるのは辞めた方がいい話をしました。
パーマをかけると、楽になると思っている方が多いですがそれは、違います。
確かに、楽になる人もいますが、髪質やパーマのスタイルによります。
周りの人がパーマをかけて楽になったからと言って、じゃあ自分もかけようとする人が多いですが、待ってください。
毎日アイロンを使うより傷まないという美容師の言葉を簡単に信じてはいけません。
パーマをかけていない髪とかけた髪だと、そりゃあかけた髪の方が傷んでいるに決まっているじゃないですか。
売上欲しさの美容師の言葉に騙されて、髪がバサバサにパサつき、頭皮がハゲても知りませんよ。
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