パーマの失敗はなぜ起こる?こんな人ほどパーマをかけてはダメ!




こんにちは。アラフォー美容師yukkoです。

 

自分の髪に飽きてきたりボリュームを出したいからと言ってパーマの注文を頂きますが
みなさん理想ばかりを口にしています。

 

パーマをかけたら毎朝のスタイリングが楽になる

パーマをかけたら悩みが解消される

パーマをかけたらイメージチェンジできる

 

などなど色んな考え方でパーマを希望されますが実際パーマをかけて失敗した方も多いと

思います。

 

パーマをかける前に考えて見ましょう。

 

こんな方は絶対にやめましょう。

 

そもそもパーマに何を求めてますか?

パーマをかけたいお客様にカウンセリングすると???と思うことがあります。

 

漠然とするイメージでパーマを希望する方が非常に多いです。

 

パーマをかけると雰囲気が変わるから

雰囲気を変えたいと漠然とした理由で希望されるかたがいます。

 

今のイメージを変えたいが長さは変えたくないのでパーマをかけて雰囲気を変えたい。

 

この理由は美容師を苦しめます。

 

希望が漠然としすぎて肝心な希望のスタイルがわかりません。

 

イメージがない人ほどパーマは難しいです。

 

どう変えたいのかが分からず何と無くの方は絶対にパーマを進めません。

 

美容師が似合うスタイルを提案してもらえると思ったら大間違いです。

 

美容師は超能力者じゃありません。

 

似合うスタイルなどは引き出せますがその方が望んでいる漠然としたイメージからは

引き出せません。

 

よく絶対にに合わせますのでお任せくださいは美容師の押し付けです。

 

若い美容師か男の美容師がよく言いますね。

 

パーマをかけるとボリュームが出るから

ボリュームを出したい方も多くいます。

 

根元のボリュームがないからボリューム出したと言いますが根元は1ヶ月もすると
伸びてきます。

 

ボリュームを出すパーマは持って1ヶ月くらいです。

 

そしてまたパーマを希望されますが毎月根元だけにかけれれば良いのですが必ず
毛先をパーマは巻き込みます。

 

根元は伸びてすぐなので良いですけど毛先はどうでしょう。

 

毎月かけるとなると毛先は年12回パーマ液が付く事になります。

 

根元より毛先にチリチリとしたボリュームが出ます。

 

根元にかけたいつもりが毛先にボリュームが出ます。

 

はっきり言っておすすめしません。

 

パーマをかけると若くなるから

これも漠然とした考え方ですが間違った考え方です。

 

パーマをかけると若くなるより老けて見えます。

 

パーマをかけると大人っぽくなると言われる様に『大人っぽく=老ける』です。

 

大人っぽくと言うイメージだけでパーマをかけるとスタイルのイメージがなくどんな
パーマをかけても失敗する確率が高いです。

パーマってそんなに楽なスタイルではない

パーマをかけると楽になると思っている方は大間違いです。

 

必ず今の慣れたヘアスタイルより一手間かかります。

 

よくヘアスタイル写真を持って来られる方もいますがそのヘアスタイルはプロの美容師が
撮影様に時間をかけて作り上げてるスタイルがほとんどです。

 

朝の手入れが楽になりそうと思っているなら絶対にパーマはやめましょう。

 

朝の手入れの時間が10分以内の方などもです。

 

美容師はヘアスタイルを作るのではなくヘアスタイルのベースを作るのです。

 

よくパーマをかけてかかってないから掛け直したいという事があります。

 

その中のほとんどのお客様がパーマスタイルを自分で扱う事が出来ない方ばかりです。

 

そして強めに掛け直したりしますが今度は強すぎるパーマを自分で扱えなくなります。

 

髪も痛むのでさらに難しくなります。

 

パーマスタイルのベースを美容師が作り家では毎日、自分自身がパーマスタイルを
完成させなければならないのです。

 

デジタルパーマなどは形状記憶パーマとも言われますが寝癖が付かずパーマスタイルを
形状記憶するものではありません。

 

従来のパーマよりロットの幅通りにパーマダレず出る事で形状記憶パーマとも
言われています。

 

決して朝起きて形状記憶しているスタイルになるパーマだと思わないで下さい。

 

美容師がパーマは楽と言いますがその方の朝のセットの時間が10分以内の方には楽な事では
ないでしょう。

 

私はよく朝の手入れの時間や起きてから仕事までの時間や家庭の事情など朝の
ライフスタイルをお聞きします。

 

朝の忙しい女性にはパーマスタイルはあまりおすすめしません。

 

楽なパーマスタイル

しかし楽ではないと言っていますが楽なパーマスタイルもあります。

 

それはキツめのウェーブのパーマです。

 

キツめのウェーブパーマはグリグリにかかっているので朝起きて水で濡らして
ムースをつければ完成です。

 

しかし中にはこの水で濡らしてムースをつける行為も面倒だと言われる方もいます。

 

そういう方でパーマをかけた方をよく外で見かけますが、大体パッサパサでボサボサに
なって出歩いています。

 

果たしてそんな髪型にしたかったのでしょうか?

 

パッサパサにして下さいと注文を受けた事は私はありませんw

 

ただ寝癖を直すのが面倒でパーマで寝癖かパーマかわからなくなっている方もいます。

 

そういう方であればパーマスタイルも向いているのかもしれませんね。

パーマ失敗しない為に

パーマを失敗しない為にかける前に朝の時間が少々長くなっても大丈夫だと思いましょう。

 

スタイルなどにもよりますがパーマをかけてもドライヤーは扱います。

 

乾かすだけもされない方もいます。

 

必ずドライヤーは要ります。

 

ブラシやセット剤も必要です。

 

ブラシのセットが苦手な方もいますのでコテやアイロンもあった方が良いでしょう。

 

パーマスタイルになれるまでは朝のヘアセット時間にはゆとりを持って取り掛かりましょう。

 

そしてすでに髪が痛んでいる方はパーマをかけるとより痛み時間がかかりますのでカットしてかける様にして下さい。

 

痛むと髪が扱いにくくなります。

 

パーマスタイルは慣れてくると上手に出せる様になります。

 

最初のうちは覚悟が必要です。

 

美容師が楽だと言ってもこれは個人の感覚ですのであまり鵜呑みにしない方が良いです。

 

何を持って楽と言っているのかわかりませんので。

 

まとめ

そもそもパーマに何を求めてますか?

パーマってそんなに楽なスタイルではない

楽なパーマスタイル

パーマ失敗しない為に

パーマをかける際に家でのスタイリング時間が10分以内の方はやめた方が良いです。

 

いつもの慣れたヘアスタイルが変わってしまいますので慣れていない覚悟が必要です。

 

私はよくお客様にドライヤーを持っていただき実際の家でのセットのやり方などを

見せてもらいます。

 

パーマをかけた後も実際に自分でセットをしてもらいます。

 

美容師がセットして作り上げても家で再現出来ないとクレームに繋がりさらに強い
パーマをかけて傷ませる事になります。

 

※美容師の技術不足の場合は論外です

 

パーマをかける前はヘアスタイルだけではなくライフスタイルも確認した方が良いでしょう。

 

 

最後までお読み頂きありがとうございました。

 

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