最近はやりのオーガニックカラー、何だか髪や頭皮に優しくて良さそう、試してみようかな?なんて思っている人は、多いのではないでしょうか?
ちょっと待って下さい!プロの美容師からすると、オーガニックカラーが絶対良いとは言えません!
そんなこと言ってる美容師さんには申し訳ないですが、ズバッと言っちゃいます(*´з`)
白髪が気になり、頭皮を痛めたくない女性も多いと思いますが、そんな時にちょっとお高めのオーガニックカラーを勧められた日にはつい試してみたくなると思いますが騙されちゃいますよ!
今回は、白髪染めのオーガニックカラーとは何ぞや?というところからそもそも、オーガニックって何?という疑問をプロが解説したいと思います。
よくわかってもいない美容師が、オーガニックカラーとネーミングだけ使ってしているところをいくつも見てきたので、その辺の裏事情もお伝えしますね!
では、さっそく♪
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白髪染めオーガニックやハーブに違い!?
白髪染めをオーガニックカラーでと言っているお店とハーブカラーの違いって、はっきり言ってお客様からはわかったもんじゃないです。
だって、美容師すらわかってないバカばっかりなのだから。
ハーブカラーと一言でいっても、様々な種類があるので違いをしっかり抑えないと良いと思っていたカラーが何の意味もないただ高いだけという場合もありますからね!
まず、ハーブカラーと言えばよく聞くのが「ヘナカラー」です。
天然成分のみで作られている自然由来のヘアカラーですが、純粋なヘナかどうかは注意しないとお店によって表記が違います。
売上欲しさに、曖昧にする美容師のせいでお客様が混乱するんですよ!全く<(`^´)>
ヘナは、ヘアカラーのアレルギーが気になる人にも安心して染められるという大きなメリットがありますが、強い薬剤ではないので、あまり染まらないし、染まるのにも時間がかかるというデメリットがあります。
また、脱色ができないため、暗い髪を明るく染めることができないので色味を選びたい人には向いていませんね。
ヘナでも、ほかの店ですればある程度の色は選べたし、明るくなったと言われるお客様がいますがそれは厳密に言えば「ケミカルヘナカラー」です。
天然100%よりも染まりやすくなるように、染料をプラスしたものであり、仕上がりもよく時間も純粋なヘナよりも短く染めることができます。
白髪を綺麗に染めてくれますが、脱色はやはりできないので髪を明るくするのはこちらもできません。
そして、1番厄介なのがオーガニックカラー、ハーブカラーというネーミングでただの白髪染めに、植物エキスを配合したもの、ハーブエキスを配合したものです。
これを、ヘナやケミカルヘナと同じ感覚で、同じものと思ってもらったら大変なことになるのです!
オーガニックカラーなんて、辞めた方がいいですからね!
アルカリカラーに植物の汁を入れてボラれてるだけ!
オーガニックカラーと言って、1番厄介なのは、ほとんどの店がただのアルカリカラー剤にオーガニックエキスが配合しただけのものです。
白髪染めも、オシャレ染めも同じで、ヘアカラー剤にはアルカリ剤というものが入っています。
これが、髪の元の色素を削って(脱色して)、染料(カラー、色)を入れるのでカラー剤には、必ずアルカリ剤が入っています。
アルカリの力がないと、色の明るさや色味を出すことができません。
この時点で、オーガニックカラーと呼ばれているヘアカラーそのものは、オーガニックとは呼べません。
ただ、オーガニックで育った草や花などの植物の汁をアルカリ剤に混ぜているだけなんです。
それって、髪にとって何の意味があるの?(‘Д’)と思っちゃうんですよね。
オーガニックエキス配合だから、傷まなせないように染めることが出来るって言っちゃてる美容師は、嘘つきのぼったくり屋だから気を付けてください。
アルカリ剤が入っている時点で、髪は傷むし、アルカリが頭皮や髪に残留すると乾燥を引き起こし、かゆみが出たりバサバサになりますからね。
オーガニックカラーで染めたはずなのに、髪がバサバサになったのはこのせいです。
ネット予約で、ハーブカラーのクーポンを予約して安心してる方がいますが、名前だけの美容室もザラにありますから。
ハーブカラーがアルカリ臭を抑えてくれると言っていますが、薬剤が残留してしまえば臭いは抑えられませんので、カラー剤そのものよりも染めた後処理のほうが大切ですよ!
純粋なヘナじゃない限り、そのハーブカラー剤、オーガニックカラー剤の薬そのものはオーガニックとは言えませんのでご注意を!!
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そもそもオーガニックの定義とは?
オーガニック=体に良いと、安心しちゃっている人が多いですが、そもそもオーガニックとは何かわかっていない人が多いです。
オーガニックとは、農薬や化学肥料を使用しないで育てられた野菜や、添加物を入れていない食料品をさす言葉です。
簡単に言うと、無農薬で作られた野菜や植物や花のことを言います。
またオーガニックとは、(有機の)という意味もあり、通常は化学肥料や農薬などを使用せずに有機肥料によって生産された農産物のことを言います。
有機肥料とは、生物由来の資源を原料とされた肥料のことです。
草木の灰や動物の糞などは無機物ですが有機肥料に挙げられています。
食品だけではなく最近人気の「オーガニックコットン」とは、有機栽培の木綿を用いてワックスや漂白剤などを使わずに織られた布のことを言いアトピー体質やアレルギーに悩む方を助けているそうです。
オーガニックカラーはヘナ
オーガニックカラーの定義から考えると『ヘナカラー』が唯一オーガニックになりうるでしょう。
ヘナを育てる過程で無農薬で育てたヘナだけがオーガニックと言えるでしょうね。
しかし、食べ物だったら無農薬が良いですが、髪を染めるのに無農薬って必要なのかも疑問に思います。
農薬を使ってしっかり育ててもらって最大限に植物の持つ染料をしっかり出して頂きたいくらいです。。。
アルカリ剤を使わないと好きな色にも綺麗にも染まらないですから、ハーブカラーなんて中途半端に怪しいカラーに高いお金出したくないと思いますけど。
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最後に
今回は、オーガニックカラーやハーブカラーというネーミングに騙されている人のために、オーガニックとは何なのかを書いてみました。
商売とは言え、美容師側も曖昧にしてクーポンを出すのは無責任だと思います。
オーガニックエキス配合しているものでも、結局アルカリ剤が入っているのでベタベタ塗れば、しみますし、かゆくもなるし、バサバサになっちゃいますからね。
それを、ヘナとかハーブカラーとか、中には香草カラーとか頭皮や髪に優しいと嘘を謳うから騙されるお客様が多いんです。
ヘナと言いながら、アルカリ剤が混ざっていてるものを使っている店は、ホントに危険ですよ!
ヘナだって、植物だから草まけしちゃう人もいて、植物によるアレルギーも怖いですからね。
名前に騙されず、本質を見抜いて白髪染めをしてほしいものです。
色味や明るさが選べるカラーは、アルカリが入っているものと思ってもらっていいと思います。
しっかり、説明を受けてから染め方を選んでもらえれば安心ですが説明をしきらないバカな美容師もいるので気を付けてくださいね!
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