昔と違ってホームカラーは、クリームタイプや泡カラーなど、色んなバリエーションが増えていき身近なものとなりましたが、美容室で染めるのとどう違うのか気になりませんか?
ドラックストアで数百円で手に入るだけあって、ホームカラーをしている人も増えているのではないでしょうか。
自分の好きな時に染めれるし、安く済むし手軽ですよね。
しかも、ホームカラーも今はしっかり染まるものが多く、むしろ暗くなりすぎて困るくらいの染まりの良さだったりして美容室いらずなんて思ってる人もいるのでは?
ですが、ダメージはかなり出ますよ・・・。
今回は、美容室で染めるのとホームカラーの違いについてプロの美容師が徹底解説しちゃいます♪
薬の何が違うのか、ダメージとはどうして起きるのか、結局どっちがいいの、あなたにあった白髪染めの方法をお伝えします。
では、さっそく♪
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自宅で白髪を染めるのと美容室での違いはある?
自宅で染めるのと美容室で染めるのは、もちろん違いがある!と言いたいところですが場合によっては同じ場合があるんですよ!
高いお金を払ってるのに違いが無いなんて知ったら、美容室に行きたくなくなりますよね。
まず、違いがある場合を紹介しますね。
ホームカラーでは、プロが塗らないだけあって塗布ムラができたり、塗り残しがあって綺麗に仕上がらない場合がほとんどです。
狙った色や明るさも、調整できないので大体の人が大体このくらいの色になるだろうという感覚でイチかバチかで染める感じですね。
なので、思ったより暗い明るいなど、赤くなったなどでてくるんです。
ホームカラーされたあとで染めに来られるのが1番やっかいなんですよね。
ちゃんと説明してカラーしないと、白髪染めはどんどん染料が髪の毛に履歴として残っているので塗り絵と一緒で急には明るくならないし、色って入っていかないからですね。
では、ホームカラーで綺麗に塗れたとして、何が違うのか、それは『ダメージ』です。
髪や頭皮の知識のある本当のプロの美容師がしている美容室だと必ず染める前と後で処理を行います。
なるべく頭皮が傷まないようにケアをしたりするのは当たり前のことだと思うのですが、ホームカラーではなかなか難しいと思います。
ちゃんとした美容室では、ケア専用の商材を使って、カラー剤のニオイを軽減させたり、薬剤が頭皮や髪に残らないようにケアをします。
これが、長い目で見たときに白髪が増えるのを抑え、薄毛の予防にもなるので大きな違いとなるのです。
自分で染めたりしている方は、目先の安さや手軽さに踊らされているだけで長い目で見れば恐ろしいことをしちゃっているんですよ。
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ホームカラーの方が染まりが良いけどダメージがでる!?
美容室の白髪染めは薬が優しいせいか染まりが悪い気がする、ホームカラーのがしっかり染まるじゃんと思ってる方もいるのでは?
ホームカラーのメーカーが1番気にかけるのは、染まり具合です。
カブレたりするのは、パッチテストをして下さいと注意書きをしてるし自己責任な面もあるので、商品として1番クレームが出ないようにしっかり染まるように作られています。
カラーの薬剤は白髪染めに限らず、オシャレ染めも1度髪の毛の元の色素を削った後に、染料を入れ込みます。
美容室では、この色素を削る力を調整できるので、下手したら染まりが悪くなるのです。
あまり削らないと白髪に染料がはいっていきませんし、逆にホームカラーはしっかり削ってしまってから染料を入れ込むので、かなり傷みます!
人によっては、そこまで削らないでも染まるのに、染まりにくい髪質の人でもしっかり染まるようにしっかり削る力のある薬剤を使って塗ってしまうので、バサバサになったり、チリチリになったりするのです。
そして、しっかり染まるようにと長めに薬をおいてからシャンプーする人がいますが、決められた時間を守るようにしましょう。
薬剤の働き、作用は決まっていて1時間おけばもっと染まると思う人がたまにいますが長くても30分ほどで流しましょう。
そして、しっかりすすぎをしないとしっかりすすいでも、薬剤は髪の中にまで浸透しているので残留して乾燥を引き起こします。
厳密にいえば、白髪染めは、アルカリの力を使って染めるのでアルカリカラー剤と言われ、アルカリは約3週間ほど残留し続け作用し続けます。
染める時にアルカリの力で、元の染料、色素を削るのですが染めた後は、しっかり除去しないと色の抜けも促進してしまい乾燥の原因になりかぶれを引き起こします。
しかも、残念なことにこのアルカリ剤は、シャンプーだけでは落としきれません。
ホームカラーをした後に、2回も3回もシャンプーしても臭いが残り、かゆくなったり色のついたお湯が出るなどは、アルカリが残留しているせいです。
色のついたお湯はアルカリ剤が残留しているから染料が流れ出るのを促進しちゃっている証拠です。
臭いに関しては、独特なアンモニア臭などがあるのでこれはまた別の原因なのですが、しっかりケアをして除去しないと傷みます。
このケアは、決して自宅ではしっかり行えきれないし、大体の市販の商品がトリートメントが付属してあってこれでダメージを抑えてくださいって書いてあるんですよ。
でも、そういうトリートメントは髪をコーティングしているだけで、傷ませてアルカリ剤が残ったまま表面をかぶせちゃうのでかなり傷みます。
ですが、手触り的にはサラサラになるので素人はそれで安心しちゃうんですよね。恐ろしい。
美容室でもケアをしないと同じこと!?
上記で述べたように、ホームカラーは薬の強さを選べないだけでは無くケアをできていないため傷みます。
ですが、何もしてないバカな美容師が染める美容室だと同じ事なんです!
塗る前に何もケアしないでカラー剤塗るなんて、滅相もないです!!
大抵の美容室が、顔回りに保護クリームを塗って塗り始めますがそれだけじゃ頭皮には、何のアプローチもされず痛めつけることになってしまいます。
しかも、その保護クリームを塗りたくるのも、生え際に薬がつくと地肌が染まってしまうのを防ぐだけで何のケアにもなっていません。
しまいには、その保護クリームを落としきれてなくてクレームになるなんてこともざらです。
最近美容室も増えて、白髪染めを2500円~など低料金でしてる店が増えてきましたが、そんな店は、ただ塗るだけシャンプーするだけのホームカラーしてるのと同じダメージを与えていますよ!!
そんな店、美容室と言わず、カラー塗布の代行屋さんと言って欲しいものですね。
国家資格を取って、免許をもって責任のある仕事だと認識しているのであればそんな仕事をする意味がわかりません。
まぁ、お金儲けの観点からすると、安い料金で数こなして儲ける考えですかね。
低料金じゃなく、7000円前後取る店でも実は意外と同じことが起きているんです。
保護クリームを塗るだけ、シャンプーしてトリートメントするだけで、弱酸性に戻すケアや頭皮や髪への水分補給を何もしていない店がたくさんあります。
しまいには、仕上げにヘアオイルやらワックスやら、油を髪に塗りまくってごまかす仕事なんてしたくないですね!
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最後に
今回は、白髪染めをする際に美容室とホームカラーの違いについて書いてみました。
染まりが良くても、ダメージが凄いと辞めたほうがいいですね。
バカな美容師が染める場合は、ホームカラーと全く一緒のダメージを与えることになってしまうので、美容室は選んだ方がいいですよ!
この記事で、1人でも多くの人がケアをしながら白髪染めをして下さると幸いです。
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