髪の毛が白髪になる時って均一ではないって知っていますか?
右側だけ、左側だけ、前髪、後頭部に集中していたりします。
なかには、アンダーヘアに出る方も。。。
もみあげに出てくるのが早くて嫌だという方が多いですね。
白髪が生える年齢や、白髪が多い人の特徴は人によって様々です。
よく聞くのは、ストレスによって増えると言われていたり、中には白髪集中するのは、スピリチュアル的に考えると、場所によって意味があるという人もいます。
男性も女性も白髪が出てくると、老けて見えたりして嫌ですよね。
今回は、そんな白髪が均一には生えていない事についてや、均一に染めるポイントを美容師目線で分かりやすく解説してみたいと思います。
では、さっそく。
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白髪の生える場所が前髪集中しがちなのは?
美容室に来るお客様が、口を揃えてるように質問してくるのが、
「白髪ってなんで前髪に集中して生えてくるのですか?」
という質問が多いですね。
前髪だけに限らず、生え際、もみあげなど、一部分だけに集中して生えてる方は、意外と多いです。
生え際やもみあげなどの、顔周りは自分でもよく見える場所なので特に気になりますよね。
なのに、何でそこにだけ集中しているかというと、考えられる原因がいくつかあります。
まず、顔周りや生え際は血行不良になりやすい部分なんです。
現代では、スマートフォンやパソコン、テレビなど画面を見る機会が増えてきています。
そうすると、眼精疲労の原因になり、血行不良をおこします。
すると、髪の色素を作っているメラノサイトという細胞にエネルギーを運んでるくれる血液が届きにくくなります。
日本人の髪の毛は、メラニン色素によって黒く色がついており、そのメラニン色素はメラノサイトという細胞が作り出します。
つまり、メラノサイトはメラニン色素の工場ということです。
工場を動かすためのエネルギーである栄養は、血液が運んで来てくれるのですが、その血液が血行不良となり白髪になりやすい、というしくみです。
また、顔周りは髪の毛が少なく冷えるので血流が悪くなりやすいとも言われています。
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白髪の生える場所は右側左側だけなど人によって違う!
白髪が多く生える場所は、右側だけ左側だけなど人によって違います。
これは、頭の使い方にもよるという説があります。
日頃左脳を使う人は左側、右脳を使う人は右側に、脳を使う側にストレスを感じ白髪が発生するんだとか。
一般的に多いのは、どちらかと言えば右側です。
右脳は、視覚や味覚、嗅覚、聴覚、触覚の五感を認識して感性と知覚をつかさどっています。
左脳は、声や音声を認識し、読み書きや計算などの思考や理論をつかさどります。
一般的に左脳よりも右脳の方が働いている方が多いので、本来髪に行くべき栄養が脳に使われてしまい右側に多く白髪が生えるという説があるんです。
例えば、職業によって脳の使われ方が違うので、税理士や経理などの数字を使う仕事をしている方は、左側に多く、ピアノの先生や音楽や芸術関係の仕事の方は右側に多い傾向にあります。
また、生える場所によって体の不調も関係している可能性があるとも言われています。
白髪がもっとも気になりやすい、こめかみやおでこのあたりは、主に眼精疲労が起きている状態です。
耳の周りなどに白髪がある場合は、虫歯や歯茎の病気、歯槽膿漏などが起きていると生えやすいです。
また、子供のころに頭を強く打ったり、ケガをした部分が大人になって白髪になったという人も多いのではないでしょうか。
それも、頭皮へのショックから何らかの影響でなると言われていますが、根本的な原因はまだわかってないのです。
白髪が集中している場合の均等に染めるには?
白髪が集中している場合に、全体を均一に染めるにはいくつか方法があります。
まず、美容室で染める場合には、白髪が集中している箇所だけ暗めのお薬を使ってほしいと頼みましょう。
上手な美容師の場合だと、頼まなくても薬を使い分けることを提案してくれたり、言わなくてもしてくれますが、何も言わないとただ染められるだけで、よく見ると白髪が集中している箇所だけ明るくかったり染まりが薄い場合があります。
なので、美容室で染める際は、薬を変えるのも1つの方法です。
ですが自宅で、自分で染める場合にも薬をかえると均一になりやすいですが、手間ですよね。
そんな時には、同じお薬を使う場合、塗り方を工夫してみましょう。
まず、最初に白髪が集中している箇所から塗ります。
最初に塗ることで、他の箇所より長く薬をおくことになるので途中や最後に塗るより均一になりやすいです。
また、可能であれば白髪が集中している箇所だけ先に塗り5分から10分置いたあとに他の箇所を塗れば時間の差で染まりが変わるので均一になります。
カラー剤を最初に少量だけ混ぜて、白髪が集中している箇所に塗り、あとのカラー剤を10分ほどたった後に混ぜて他を塗ると同じ薬剤でも、ムラが出にくいです。
また、白髪が集中している箇所に薬剤をたっぷり塗ることも大切です。
白髪は地毛よりも太く、薬剤をはじきやすいためしっかり塗らないと染まりが悪くなります。
そのため、薬は大めに準備しておいた方がいいでしょう。
市販の白髪染めは、商品によって内容量が違うため足りなくなる場合があります。
ショートヘアーでないかぎり、2つは準備しておくと安心ですね。
そして集中している箇所の根元にペーパーを貼り付けると頭皮の体温で反応が促進されます。
特に根元は、毛髪の立ち上がりが強いので、時間が経つと塗布した薬剤をはじくことがあります。
美容室ではそれを防ぐために、顔回りにペーパーを貼るお店が多いです。
また、ラップをしっかり密着させて巻くことも染まりムラを防ぎます。
薬剤を塗り終わって最初の15分ほどはラップをつけて置きましょう。
その後、ラップを外してさらに15分ほどおくことで白髪がしっかりと染まります。
これも、頭皮の体温の働きによって染まりを促進させるからです。
そして、洗い流す前にしっかり乳化をしてから流しましょう。
乳化には、おもに二つの目的があります。
1つは、頭皮に付着した薬剤をきれいにしっかりと流すためです。
薬剤は時間が経つと固まるため、頭皮に残りやすくなります。
乳化することで、薬剤が柔らかくなり頭皮に残りにくくなります。
2つ目は、薬剤を再度まんべんなく全体に馴染ませることで、反応しきれてない個所を防ぎ、より浸透させる効果があるからです。
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最後に
今回は、白髪が集中して生える場所が人によって違う事や、白髪を均一に染めるやり方について紹介しました。
白髪は、人によって集中する箇所が違うので不思議ですよね。
染めるとムラになるのは嫌ですし、やり方を抑えてキレイな髪色を維持していきましょう。
白髪が出てくると、つい自分で染めたくなる方も多いと思いますが、1か所に集中して生えている方は、ムラになりやすいですよね。
やはり、白髪を均一に染めたい場合は上手な美容師に任せるのが1番安心できれいに仕上がると思います。
忙しい時など、どうしても時間が作れずお店に行けない時は、紹介したやり方を試してみて下さい。
普段よりきれいに仕上がると思います。
延びてくると億劫になる白髪ですが、おしゃれとして楽しみながら白髪を染めをしたいですね。
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